空気の教育

イメージが形になって 嬉しい火曜日。

素敵なお城のお姫様とおネコさんの

踊りが始まる。

♪運命や♪くるみ割り人形や♪白鳥の湖などの

楽曲のイメージが

子どもたちの身体の中に きっとあるのだ。

こうしよう ああしよう

次は順番に 回ってみようなど

振り付けに夢中になっている。

見学の男児も どうやら踊りたい様子。

外側からアドバイスしていたが

やっぱり踊りたくなっちゃった。

それで 本番をテラスでやろうということに。

王子様たちも もちろん出演。

クラシックバレエの名曲が流れ

舞台舞踊劇が始まるのだ。

七夕飾りを背景に

さっき考え合った振り付けが映える。

指先まで 神経が行き届いて

まるで 本当のバレエのように すてきだ。

王子達も素晴らしい。

躍動感が漲っている。

もし 男児が一人だったとしたら

やりたくても きっとやらなかった。

恥ずかしいからと言って。

お友達がいるから 意欲が沸く。勇気が出る。

見守るおネコさんは 何を思っているのだろう。

お互い同士が教育環境。

高階幼稚園の子どもたちの 建設的な雰囲気が

幼稚園の空気になって

その空気がまた 子どもたち一人ひとりを

育ててくれているのだなあーーー。