先日の雪は あらかた溶けたのに
冴え冴えと寒い 木曜日。
お弁当の後 幼稚園に
鬼がやってくるというので
ぬかりなく 準備されていく
山の組の 鬼退治グッズ。
どんな心持ちで
豆や枡を つくっているのか。
鬼を捕まえて言い聞かせようと
気を吐く女児。
積み木のお部屋研究所では
豆や枡を作りながらも
鬼に豆を命中させる練習。
上靴入れの この四角の中に
入ったら完璧なのだそう。
先日からの お兄さんのピッチング指導が
功を奏しているのだ。
おお、また命中！
なまはげ神社（なぜか）にも お参り。
お豆を食べさせ 勝利を祈願。
がんばれ 山の組！
森の組も少しずつ 準備が始まっている。
間に合いそうもないが
山さんたちが 何とかしてくれるだろう。
準備万端整って
いよいよ午後の幼稚園。
森の組にやってきたのは ほっこり鬼。
このお面は 今は高校生のＦちゃんが
幼稚園の時の 力作。
毎年お世話になっている。
あんまり怖くないから
小さい人たちにちょうどいい。
おにはーそと！
おにはーそと！
ふくはーうち！
山さんたちが作ってくれた 豆のおかげで
みんな楽しそうだ。
おにはーそと！
ふくはーうち！
助っ人山さんたちの活躍で
みごと鬼退治となる 森の組。
鬼さんさようなら！
山さん用の鬼はちょっと怖いが
早速 ブドウの罠にひっかかる。
案外 楽勝かも。
おにはーそと！
おにはーそと！
ふくはーうち！
飛び交う豆。
豆 こんなに作ったのか！
すごいなあ！
この鬼
後姿は あんまり怖くないんだけれど
こっちを向くとやっぱり怖い。
公子先生だなきっと と
感づいている子どももいるんだけれど
お友達と夢中になっているうちに
夢か現実か
わからなくなってしまうのだ、きっと。
卒園児たちも言っている
わかっていても怖いんだよね
でも 豆まきとってもおもしろかった と。
ここは みんなの大好きな幼稚園だから
怖いことがあっても おもしろい。
怖くても お友達同士で
力を合わせて立ち向かうからだ。
豆まきの後の
何とも言えない達成感。
どんなに清々しいことだろう。
おやおや お母様たちにも 鬼の手が。
ぼくのママを助けなくちゃ！
あたしのママも助けなくちゃ！
次々に助けてもらう ママたち。
あっ、 また！
まだ懲りない鬼！
ママも彩子先生も 助け出せ
おまけに 鬼にお説教もでき
めでたしめでたしの 大団円。
怖くておもしろくて 何だか名残惜しい。
高階幼稚園豆まきの巻 おしまいーーー！
