子どもの世界のお風呂に

雨粒の水曜日。

スシローは 店舗をテラスに移した。

ここは厨房か。

ご近所のお宅には

風邪ひきさんが。


赤ちゃんたちにも 移ったらしい。



山のお部屋の 作りやさんたち。

遊ぶためのいろいろを


自分の手で 作りたい。

できる限り イメージに近いものを

頑張って 作りたいのだ。



はとぽっぽ体操も やりたい。

お友達が始めると

テラスのお宅からも

体操ファンが やってくる。

はとぽっぽ体操は おもしろい。

製作の人たちの身体にも

体操のリズムが響いている。

同じお部屋で 違う遊びが

繰り広げられることの 良さ。


森さんのお部屋も。

作りたい!でも

お友達の遊びもおもしろそう!

お友達の手の代わりになって

先生の手が動く おもしろさ!

自分のじゃなくても つい夢中になる。

同じお部屋で

違う遊びを繰り広げる

小さい森の組さんたちも

一人ひとり響きあいながら

生活しているのだ。



お母さんのお弁当を

心と身体に 詰め込んで


気力あふれる 山の組。

今は一年生の人たちが

幼稚園でおすし屋さんに熱中していた時に

使っていた 寿司かるたを


思い出したらしい。

かるたは かるたとしてではなく

ごっこ遊びにも活躍している。

お友達同士の

いろいろな思いつきを


形にあらわす おもしろさ。


イメージを共有しながら

エネルギッシュに


遊びを展開する 山さんたち。


お部屋の中でだって

心も頭も身体も

精一杯使って

おもしろくておもしろくて たまらない。


幼児にとって

遊ぶことは 生きることだ。


保育者たちも

子どもの世界のお風呂に


首まで浸かるようにして

子どもと共に 生きているーーー。