建設的な子どもたち

北風さん欠勤の 火曜日。

昨日作っていた お駕籠で

富士登山の 神様。

お供のすみっコたちも 嬉しそうだこと。

作ったり 作ったもので遊んだり。

遊んでいると また思いついて

もっとおもしろく遊ぶための物を 作りたくなる。

お城の一階の囲炉裏には

どこかで釣ってきたお魚が。

キャンプ場があったらいいと

また思いつく。

ここでは「こままわしずし」の 看板作り。

おいしそうだこと。

それぞれが 昨日の遊びをふくらませ

もっとおもしろくしようと 一生けんめいだ。

おままごと一家は

近くの空き地に お城を建てている。

お人形たちを 住まわせるのだ。

忙しくてたまらない 山さんたち。

へいへいとんねるを抜けると

森の組だ。

よいこはどこだと サンタクロース。

森さんたちも 忙しそうだ。

よく遊ぶには

役になるための準備をしなくては。

こちらのお宅は 朝飯前のアイロンかけ。

お人形の誰かが おねしょをしたのかな。

お母さんを手伝う 子どもたち。

こちらのお宅は 朝なんだけれど

お向かいのお宅は どうも夜らしい。

夜だから オオカミに気を付けてねと 電話が入る。

「だいじょうぶ、今やっつけたから!」と言うのだけれど

電話に夢中な 小さい人たち。

「ごはんですよ」 お仕事帰りのお父さんか。

「お野菜も買ってきました」 と先生。

それぞれ いろんな食べ物を買ってくる。

また 買ってくる。

赤ちゃんを寝かしつけている。

オオカミ騒ぎは 忘れた様子。

平和な朝ごはんの お向かいさん家族。

「おいしいねえ」「おいしいねえ」

アイロンかけが終わったらしい。

こちらもおいしく 焼肉ごはん。

一生けんめいな 森さんたち。

山の組は いい匂い。

「こままわしずし」の開店だ。

おお、本当にお鮨が回転している!

本物の回転鮨なのか!

活きがいいいいってことか!

おいしそうだこと!

お客様がやってくる。

すみっコたちも「たべたいよー」。

お城のすみっコたちは

おせち料理に 舌鼓。

エンドレスに続く遊び。

建設的な子どもたちーーー。