幼児教育の肝腎

新入園児の心持ちを 知ってか知らずか

降りそうで降らない 木曜日の雨。

一汗かいた女児たちの水分補給は

大好きなアンパンマン談義に発展。

こんなに小さい子どもたちが

夢中で語り合いながら

しかもお水をこぼさない。

さすが 女児だ!

おや もう泣いていない!

それどころか お友達と熱心に遊んでいる!

気持ちを新たにしたのだなあと

胸が熱くなる。

幼稚園で生活していると

子どもたちの思いが伝わってきて

身体中が熱くなることが よくある。

初めての幼稚園なのに

すっかり安心して

自分の力を出して遊ぶ

その ためらいのなさにも 感動する。

心が安定している子どもたちの集団は

建設的だ。

いろいろな事柄を

積極的に発展させようという

前向きな集団なのだから

毎日が充実する。

建設的の反対は 破壊的だ。

お母様のお力がなかったら

この子どもたちも きっと前向きではいられない。

お母様の手、親切なお世話が

子どもの心に 安心・安定を貯える。

親切とは 深く切なること。

人情のあついこと。

幼児教育の肝腎は 親切だ。

幼稚園の保育者たちも

毎日親切を積み重ねている。

子どもたちにはもろん

お母様たちにも。

それでこそ 幼稚園。

だからみんな 育っていく。

子も母も 保育者たちもーーー。