自然幼稚園の仲間たち

水曜日の自然幼稚園。

今日も雨が落ちてこないので

お庭が嬉しい 子どもたち。

くぬぎのおばさんの子ども、どんぐりさんたちも

幼稚園の子どもたちと遊びたい。

幼稚園のちょうちょたちも 子どもたちと鬼ごっこ。

朝食中のちょうちょさんには

ちょっとご迷惑かもしれないけれど。

葉っぱが落ち始めたので

焚火で焼いたお芋の味を 思い出した子ども。

石を拾い集めて

石焼きいもに したいのだ。

皆 本気だ。

葉っぱの海の中で 毎日毎日遊んでいた

去年の秋を思い出し

遊び(=仕事)のイメージを広げている。

こんなに小さい人たちが。

自分で、自分たちで 考えて取り組んだから

具体的に覚えているのだ。

大人主導の一斉保育だったなら

あり得ないだろう。

子どもは自然だ。

自然豊かな この環境からの学びは

多様だ。

“どんぐりころころ”は 昨日の進化形の曲がり道。

子どもたちの「こうしたい」を

保育者が支える。

子どもと向かい合うのでなく

子どもと同じ方向を見ながら

一緒に考え 工夫する。

先生が先生としてでなく

お友達のようになっているから

子どもの頭は受け身にならない。

少し大きいお友達と遊んでいるような

そんな感じになる。

大人から言われてばかりいると

頭はハイハイと受け身で

自分で考えられなくなるから

気をつけなければならない。

達成感!

ここでも 保育者は子どもになっている。

子どもになって 行ったり来たり

リズミカルに遊んでいる。

子どもと共にいる人がリズミカルだと

子どもの心も頭も身体も リズミカルによく動く。

子どもと共にいる人は 生き生きと動く人であってほしい。

保育者もお母様も。

人生で一番幸せな時代を生きる

子どもたちと共に

私たちは 生きているのだからーーー。