幼稚園のリズム感

月曜の朝。

カマキリの赤ちゃんが生まれた。

ダンゴムシも生まれたか。

赤いイチゴも色づいた。

始発電車、出発進行。

♪せーんろはつづくーよー の歌声が響く。

今日も新しい始まりだ。

幼稚園のお庭には

興味深い いろいろが。

砂場の工事。

誰かが おもしろそうにしていると

やって来るお友達。

もう、そういう間柄になったのだなあ。

山さんたちは

先週からの遊びの続きの

作りもの。

使ったハサミを きちんとしまう。

ハサミは危ないものだからね。

「タコさんウインナーみたい!」と 子ども。ザクロの花だ。

ユスラウメも実った。

サクランボみたい。

丸くて赤い実は 本当にかわいい。

ザクロの花で お料理。

グループ構成が いろいろに変化して

小さい幼稚園の良さを

奏でている。

「ただいまー」だんだんお部屋に帰って来る

森さんたち。

自分のことばかり考えていた人も

心持ちを変え、お友達に貸してあげてえらい。

山の組からは♪赤ずきん の曲が。

先日の金曜日(誕生会の次の日)お母様に観てほしくなって

2Fホールで オンステージをした。

そういうこともあったからか

お友達の間から「もっと こうするといいよ」の声が。

小さいオオカミさんに

演技指導のお兄さん。

オオカミさんは 2人。

2人で1人。幼稚園は特別だから いいのだ。

大きくなった このお兄さんも

去年は 大好きな年長のお兄さんと一緒に

劇ごっこに熱中していた。

今は 自分が年長さんだ。

劇ごっこは 自分一人ではできない。

お友達と代わり合って

いろいろな役になる。

動物になったり

お花になったり

人間になったりする。

お話の世界に浸るのだ。

お友達と響きあうから

いつの間にか リズム感が身につく。

お友達がいるから 幼稚園は楽しい。

楽しくて 楽しくて

楽しくてたまらない。

お互い同士が いちばんの

教育環境なのだ。

本当にそうなのだなあーーー!