幼稚園のドラマ

水曜の朝。

昨日と同じような曇り空だけれど

ドングリ流しに変化あり。

準備万端 さあ始めよう!

おお、素晴らしい!

転がすスピードを

程よく調節すれば

成功する確率ほぼ100%。

おもしろくてたまらない。

大きい人たちが おもしろそうなので

小さい人もやって来る。

あれ?手が届かない。

あ、いいものがあった。

化石発掘も続いている。

付近を走る電車。

運転士たちは 交代しながら

お客様を運んでいる。

小さい子が乗ったからと

スピードをゆるめる運転士たち。

ダンゴムシ探索は 小さい人たちの日課。

ダンゴムシさんには ご迷惑なことだろうけれど

この子どもたちが大人になった時

この国の自然の守り人に きっとなってくれる。

あ、アリもいた!

カブトムシの幼虫もいた!(カナブンかコガネムシかも)

何日も続く お人形の家作り。

お人形が小さいから

お人形さんのための絵本も 小さい。

忍者たちは 手裏剣作りか。

遊びに使うためのいろいろを

作り続ける 山さんたち。

小さい人の 砂場の遊び。

袖まくりしてあげるのも 教育。

お友達が 知らずに壊してしまった

車のおうち。

「修理に来ました」と先生。

ああ 良かった。

涙を拭いて いいお顔。

あっという間に気を取り直す 強い心。

小さい身体の中の変化が嬉しい

万緑の幼稚園。