遊びの中に教育を

降ったりやんだり。

幼稚園の 春の雨。

「おはようございます」

お母様の手から保育者の手へ。

一人ひとり手をかける 保育者。

手は心。もう 保育は始まっているのだ。

遊びの生活 2日目。

お母様と離れがたい子ども。

でも 遊びたい子ども。

一人、またひとり お友達がやってきて

生き生きとしてくる 森の組。

嬉しい一日が 始まった。

幼児教育の特徴 それは

いつとはなしに いつでもしている教育。

さあ、今からが教育ですよ、というような区切りは

幼児には向かないからだ。

子どもの生活は遊びだから、それを壊さず

子どもさながらの遊びの生活に

教育を入れていくのが

真の幼児教育。

子どもたちは

自分が教育されているなどと思わず

ただ 一生けんめい遊んでいると思っている。

山の組では

昨日の回転鮨が進化。

近くの海で釣った魚を さばいている。

地産地消だ。

海底トンネルがあったら

カニクレーンが通れるよね。

お鮨屋さんごっこから

海で釣りしよう!

海底トンネルも作ろう!と

イメージが広がる。

遊ぶために作る子ども。

作ったもので遊ぶうち

思いついて また作る。

違う遊びをしていたお友達が

手伝ったり

アイデアを出したり。

違う遊びをしているからこそ

互いに刺激しあいながら

遊びが展開していくのだ。

大きい組になったからと

誕生表も 自分達で作る。

新しい一日は まだ始まったばかり。

充実へ向かって

心も身体も精いっぱい動かそうーーー!