短い幼児期を大切に

春の行進曲は アンダンテかアレグロか。

昨日蕾だったのに 今日はもう咲いている

幼稚園のお花たち。

一日よ、ゆっくり進んでと願う 山の組の朝。

自分たちで考えた劇ごっこが おもしろい。

またママたちに見せたいね と

昨日から相談している

劇ごっこチーム。

こちらは恐竜博物館チームか。

イメージを広げ合い 深め合いながら

目的に向かって 一生けんめいだ。

すごいなあ!

すごいなあ!

こんな恐竜 よく描けるなあ!

違う目的を持つチームだけれど

声がかかれば 手伝いに駆けつける

力強い仲間たちだ。

あ、これ 金庫なのね。

森の組のお家。

ご近所のお家。

ごっこ遊びのために

作る子ども。

イメージを引き出したり広げたりの 保育者。

お庭の森さんたち。

春のお庭の 冒険者たち。

ぐるぐる ぐるぐる 細い道。

誕生パーティーごっこの 女児たち。

ツリーハウスで 「おめでとう!」

「ピクニックに持ってくの!」

「つかれん鮨」の おいしいお鮨を

ひとり占めしたくなっちゃった 女児。

シチュー作りに忙しい 女児。

やっぱりみんなで食べることになった お鮨。

回転鮨にしよう!

おいしそうになった!

「シチュー おいしいですよ」

「ここで ピクニックしよう!」いいお友達。お花も咲いているものね。

つかれん鮨の大将が

いい食材を仕入れてきた。

おいしそうだ。

大将、ハエを発見。

消毒完了。

それぞれに

いろんな失意はあるけれど

意地を張ったりせず

なんとか 気を取り直しているうちに

いつの間にか楽しくなる。

いつの間にか 前向きな気持ちになっている。

子どもは強い。

だから子どもは成長するのだ。

大人はどうか?

大人は子どもに対し

意地を張ったりしていないだろうか。

若い母親が陥る 我が子との意地の張り合い。

気づいたらすぐやめて 気を取り直そう。

それができるようになると

我が子も変わる。

母が変わると 子が変わる。

母も子もいつだって 前向きな心持ちでいられるのだ。

我が子が幼児でいてくれる時は あまりにも短い。

一日いちにちを 大切に

柔らかい心で生きようーーー。