幼稚園の日常 家庭の日常

幼稚園の2月。

地面の下では 春のお母さんが

花の子どもたちのお洋服の準備に 大忙しの頃。

山の組では 積木たちが大忙し。

1月から続く コマの遊びが

この積木たちのおかげで

進化を続けているのだ。

絵本・じごくのそうべえと

いつも一緒に遊んでいる ポケモンたち

子どもたちの知見との コラボだ。

道中には よこはま、やまなし、たてやま

なごやじょうや くまもとじょうなど

「行ったことある」「行きたい」場所が

登場する。

かまゆでじごくは 聞きしに勝る熱さだ。

コマさんにとっては 無理無体。

よって うちわが設置されている。

ああ また かまゆでじごく!

うちわであおぐと コマさんが

「ああごくらく ごくらく」と言うのかな。

コマさんたちは もうちょっとでてんごくの門をくぐれるのに

残念無念の 立ち往生。

こちらは お店のお留守番。

山の組の朝は

何日も続く遊びの続きで

大忙しなのだ。

森の組の朝は 先生が大忙し。

それぞれの要求を 満たしながらも

子ども一人ひとりの 心や頭の動きに

神経を注ぐ。

子どもが考えて始めたことでも

土台がぐらついて 危ないようなら

修理屋さんに変身しなければ。

おままごとが あまりにぐしゃぐしゃのままだと

子どもの頭もぐしゃぐしゃになり 遊びが展開していかないし

美しさの感覚が 育たない。

先生は お客様兼お手伝いさんにならなければ。

小さい組の担任は 頭も身体もフル回転だ。

小さい組の保育者たちの奮闘があるから

大きい組の今頃になると

子どもたち自ら 感じ考え判断し

正しい方向に 自分たちの力を使う子どもに育つのだ。

けれど 担任とお母様が 心を同じくしなければ

そうはならない。

子育ての日常で

「あら、こんな時はどうしたら?」をそのままにせず

わからないことは 聞いてほしい。

いつとはなしにいつでもしているのが 幼児教育。

教育は 家庭にもあるのだ。

こんなことがと 意外に思うことが

幼児の発達の 妨げになっていたりする。

聞けばなんでも教えてあげる。

こんな親切な幼稚園が どこにあるだろうかーーー。