0歳・1歳・2歳の時にしておくべきこと

自然幼稚園のお庭に

今日も咲き誇る 氷の花。

冬の美しさを見つけ

喜ぶ子ども。

秋にも清楚な花を咲かせる

シソ科の 霜柱は

枯れても こんなに美しい。

スケッチまでしてもらえるなんて。

子どもがいるからこそ 冬も嬉しいのだ。

幼稚園に 赤ちゃんが!

「わあ かわいい!」

「うちにも赤ちゃんが欲しいよお」

ワニさんのお宅の

トイレ工事が 完了。

隣家にはすでに

設置済みだ。

大食漢のワニさんたちには

朝食の準備。

木の動物たちとの生活は 順調だ。

「どれみかふえ」の看板作り。

どんなカフェか。

母と子の 一生けんめい。

カマキリさんも考えたが

お馬さんを作ることに。

森さんたちも 一生けんめい。

先生の手を借りて作ることは

精神的な指導だと考える。

保育者たちは 持っている力を全て使って

それこそ 子どもに乗り移るように

手をかけ 心をかける。

満足すると 子どもたちは意欲的になる。

先生にしてもらったように

持っている力を 精一杯使って遊び

自ら伸びていくのだ。

保育者主導で

一つのことを いっぺんに子どもにやらせる

一斉保育と違って

保育者は 心も頭も身体もフル回転なのだが

この行き方が 幼児には正しい。

一人ひとりが しっかり伸びる。

保育者も伸びる。

一人ひとりのことを 深く考えるからだ。

一斉保育で

一人ひとりの内面を視ることなんて

土台無理なこと。

ごきょうだいだって

一人ひとり違うから わかると思う。

一人ひとりきちんと育てるから

皆揃った時 きちんとできるのだ。

都市化が原因か

母親という存在が都市化したのか

だいぶ前から 感じていること。

0歳は0歳の 1歳は1歳の時

使っておくべき力があり

2歳は2歳の時 使っておくべき力があるのに

使わないで 大きくなってしまった。

知識はあるのに 持って生まれた力が使えないという

バランスの悪さ。

母と子が一心同体のようになって生活できるお歳の時に

焦る気持ちが そうさせるのか

自ら考えさせよう、やらせよう、として

「どうする?」と 口ばかり。

母と子が 理屈でなく

もっと互いを味わえればいいのに。

それが最もすばらしい教育なのに。

そう考える 冬木立の幼稚園 ーーー。