仲良したちの冬 2016.01.13 2016 1/13 2016年1月13日 仲良したちの冬 2016.01.13 新しい年がやってきた 小さい幼稚園。 清々しい気配。 冷たい空気。 ちょっと冷たすぎるけれど、 寒いからこその いいことが たくさんある。 あ、 鳥さんのお家、見ぃつけた! 氷のお花、見ぃつけた! 雪寄せ草(シモバシラ)の 不思議。 綿菓子みたい。 ああ、食べたくなっちゃった! 海さんが作った お花のジュース。 あ、凍ってる! アイスキャンディーになっちゃった! わぁー、きれい! おいしそう! 成功の喜び。 日陰の嬉しさ。 寒くても 冷たくても 子どもはお庭で遊びたい。 暖かくして お庭へ出る。 手は心。 先生のお世話が温かい。 嬉しい子ども。 いっしょうけんめい遊ぼう という気持ちになる。 金魚のお池の氷は こんなに いい氷。 冷たいけれど 満足感の方が大きい。 大きな氷が取れたら みんなに見せたくなる。 わぁー大きい! どこにあったの!? 金魚のお池だよ、きっと。 葉っぱも一緒に凍ってるもん。 わぁー、冷たい! 不思議な氷。 みんな 変なお顔! ぐにゃぐにゃしてるよ! パリンパリン! 小さい氷はいい音だね! 冷たいねぇ! おいしそう! つい かじりたくなるけど ガマン ガマン。 小さいお友だちにも 触らせてあげよう。 これあげる。 おいしいケーキ作ってね。 日向に置いたら 溶けてきちゃった。 日陰ひかげ! 氷は日陰が好き。 暖かい川のお部屋にも 氷に似た粘土が。 おでんや 焼き鳥、 ケーキに 餃子。 ああ、おいしそう! こちらは ヒーローごっこの準備か。 お庭へ出る準備の 池さんたち。 ヒーローだもの、 自分たちで支度するのだ。 穏やかな 池のお部屋。 いっしょうけんめいな お顔。 あ、 ♪お江戸日本橋♪が始まった。 みんな、 なんてかっこいいのだろう。 心も身体も せいいっぱい動かすのって なんて楽しいことなんだろう。 お友だちと一緒だもの、 楽しさが何倍にもなる。 牛若丸と弁慶の準備に 鼻だって かめる。 自分で かめる。 お母さまや先生に していただくように。 だって、 大きな声で歌うんだもの。 踊るのも 歌うのも 大好きだから、 代わり合って楽しい 池さんたちの エンドレス牛若丸。 お庭の霜が 溶け始めた。 氷のお花も もうすぐ消える。 事故車両も 自分たちで回復させ、 はりきる 小さい鉄道員たち。 静まりかえる海の組に 響くのは こま回しの修行の音。 工夫がおもしろい 海さんたち。 遊ぶための努力。 遊ぶための 協力。 あっ 違うか! 仲良したちの 冬。 おおらかな幼稚園―――。 高階幼稚園ファン(お母さま方からのお手紙) 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 子どもの世界 2017.10.06 鬼たちの思い 2017.02.03 母親の味 明日も一生けんめい 育ってきた“広い心” いっしょうけんめいが楽しい 2016.01.14 人間の力 線路は続く