自由な保育の幼稚園の リズム遊び

月曜日の幼稚園。

先週の誕生会の楽しさが

幼稚園中に漲っている。

山の組ではすでに

音楽劇ブレーメンの音楽隊の準備が

着々と進んでいる。

子供の遊びは

環境を整えておくことで

始まったり 広がったりする。

砂場があれば 嬉しい子どもがいる。

ブランコやすべり台も 子どもを誘う。

おままごとのキッチンで ごちそうを作ったり

レストランごっこをしたり。

粘土・紙・ペン・はさみ

いろいろを使って 何か作ったり。

お庭で走ったり 跳んだり

虫や草、木や花、土や石、

幼稚園の自然と 遊んだり・・・。

でも、歌やダンス・音楽劇などの

音楽環境だけは

人間を通して でないと作れない。

それで高階幼稚園では

お母様方と 保育者たちが

誕生会のステージで

子どもたちの音楽環境を 作っているのだ。

園児たちの創造性を培うことはもちろん

我が子とお家で楽しめる

おまけに 母たちの身体のためにもなる

誕生会は まさに 一石三鳥なのだ。

誕生会は おもしろい!

自分たちもやりたい!

お友達と一緒に

役を代り合って 何度だってやりたい!

そのものになりきって

心を動かし

身体を動かし

お話の世界に浸る 満足感。

お友達の表現に引き込まれたり

次はこうしようと 意欲を燃やしたり

何回やっても もっとやりたいのだ。

こういう様子を 大人が外から見た場合

必ずこおうおっしゃる。

「発表会の練習ですか?」

もう 何年も何十年もそういうふう。

子どもたちが 自ら遊んでいるなんて

わかる大人は皆無だ。

幼稚園という所は

子どもの「こうしたい」を 支えるところ。

大人主導の「こうさせたい」ではなく。

子どもさながらの遊びの生活をこわさず

その中に教育を入れていくのが

幼稚園本来の姿なのだけれど。

川越市の幼稚園全体が

本当の幼稚園にいつかなるといい。

子どもたちの今と 将来の幸せのために。

一人ひとりがきちんと育ち

小学校の先生方も うんと楽になるだろうにーーー。