母が培うもの

森の組の朝。

小さい森さんたちも

どうやら旗に気づき始めたようなので

山の組のを借りてきて飾る。

かき立てられる意欲。

お好みは様々で

思い思いの旗を作り始める。

じっくりさんもいるし

こってりさんもいる。

次々に新しいのに取り組む人もいる。

小さい人たちの発達や人となりを

改めて感じる場面だ。

どの人も

自分の作品に満足している。

一人ひとりに 自己肯定感を感じる。

お母様にかわいがっていただいて

自分の存在そのものに 自信があるのだ。

人間の基本を培う 母親の仕事の深遠を思う ーーー。