楽しさのリズムが 2015.12.21 2015 12/21 2015年12月21日 楽しさのリズムが 2015.12.21 冬木立の幼稚園。 寒い寒い と 大人たち。 寒いことに気づかないほど 遊びたい 子どもたち。 川さんのお部屋からは ジングルベルの曲。 スキップが上手になった人。 ギャロップの人。 どちらも リズムに合わせて 堂々と踊っている。 ジングルベルを口ずさみながら ごちそう作りの 池さんたち。 お部屋の池さんたちは ♪おむずびころりん♪の 支度をしている。 始まる前から もう楽しい。 きりんさんのおやつ、 お茶の実は、 今日も活躍している。 海さんたちの遊びの一つが、 先週から始まった絵の具。 満足 満足。 先週ランドセルが届いた 海さんの 嬉しさ。 小学校への期待が 膨らみ始めた 海の組。 川さんたちは 海さんのすることを 何でも真似したい。 絵の具を使って 描きたい。 描きたい。 描きたい。 描きたい。 だから、 ここは待合室。 お友だちに渡すはずの手紙を お家に忘れてきちゃった 川さんの がっかり。 絵の具の楽しさが お部屋の空気をリズミカルにする。 がっかりの人も だんだん いいお顔に。 優しいサンタクロースに プレゼントをいただいたようだ。 絵の具の楽しさが続く。 あら、 コタツで始まったのは カルタ。 あら、 がっかりだった川さん。 今度は熱中が始まった。 お友だちの持つ 楽しさのリズムが がっかりさんを 熱中さんに変身させたのだ。 お友だち それぞれの持つ 楽しさが、 リズムになって 響き合う。 あら、 海さんにも しかめっつらが。 「ねえ、サッカーの仲間に入ってよ」 「えー、ぼく色粘土やり始めたところ」 「あのねぇ、お友だちに誘われたら 変な顔しちゃだめなんだよ」 「学校へ行って お友だちができないよ」 「走るの遅い!なんて だーれも言わないから、やろうよ!」 「そうだよ。何回も走ってると だんだん速くなるんだよ。 ぼくだってそうだったもん」 「わかった。これ明日やるよ」 さあ、どうなることか。 お友だちの教育力が 功を奏するか。 子どもそれぞれの持つリズムが お互いを育てる 幼稚園の生活。 楽しい 楽しい 幼稚園も、 あと1日で 冬休みに入る。 サンタクロースがやってくる。 お正月さんもやってくる。 母と子が 心温かくすごせるよう、 母と子の間に 木枯らしが吹き荒れることのないよう 祈りたい、 12月、 親子月の幼稚園―――。 高階幼稚園ファン(お母さま方からのお手紙) 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ おもしろいから幼児は伸びる 間接的な指導 自発性が出発点 自由な保育の日常 空気の教育 お互いが育つ教育環境 幼稚園と家庭~どちらも教育環境 嬉しい嬉しい幼稚園