お家での生活は どんなですか。母と子で 何とか楽しく 辛抱強く 生活していますか。
いろいろな不安がありますから、苦しく楽しく苦楽しく、 というような心持ちかも
しれません。
小さなお子さんのいるご家庭の雰囲気は お母様が創り出すのですもの、
母と子の安定が 肝心。
お互いの心が 硬くならないようにしなくては。
我が子がよく泣くよく怒る、いつも機嫌が悪い、などでついイライラ、というお母様。 苦しい 〉楽しい となったらどうしましょう。
解決策は「親切」です。
子育て本で よくあるマチガイ、「目を見て言い聞かせ納得させる」がありますが、 これをやっている限りよく泣きよく怒り、いつも機嫌が悪いです。
それはなぜか。脳の話は長くなるので 省略します。
ごきょうだいでトラブルばかりだとしても 発生の手前、というタイミングがあるもの。 まだ仲良くしている時、心から褒めるのです。
「仲良く遊んでえらいわね」とか、「いいこと考えているわねえ」などと 親切に。
褒められていやな子どもはいませんから、心が前向きになって 遊びが長持ちしますよ。 それから、小さいお子さんは言葉が足りないので、直接的な表現になりがちです。 「ダメ！」とか「ヤメテ！」など。
家事をしながらも 耳は聞こえますから、親切に代弁をしてあげましょう。 乗り物ごっこの時、「工事中だから回り道してきて」って言ったのよね。 お家ごっこの時、「赤ちゃんが寝てますから静かにね」など その場面にちょうどいい言葉で。
たとえ「当たり」でなくとも ごっこのイメージは広がりますから。 そして、呼ばれたらすぐ答えること。 億劫がらずにタイミングよく 行ったり来たりするのです。
親切を忘れ、力を出し惜しみしていると 1分で済むことが 後で何倍何十倍にもなって返ってきます。
つい とげとげしくなってしまいがちなやり取りも 語尾に気をつけることで 柔らかくなります。
「待っててね」と言っても待っていない子どももいます。字で書くとわかりませんが、 「待ってて！」などと 強く言われたら、誰だって待ちたくありませんもの。
「うちの子は…」と こぼし話もしたくなりますが、もしかするとお子さんは 大好きなお母様の気を引きたくて、泣いたり怒ったりしているのかもしれません。 我が子を変えようと思ったら 自分が変わるのがきっと早道です。
親切が足りなかったかなと感じたら よくお世話してあげること。 できることでも 手伝っていいのです。 お母様の手とまなざし、柔らかい声は、お子さんの心を前向きに、意欲的にします。 トラブルも少なくなります。
小さな幼児は、けんかばかりさせていると、そういう人柄に育ってしまうのですよ。
取るに足りないように思う日常の中で お子さんは育ち、育てる者として 母も育ちます。 いつの間にか知らず知らずに楽になっていきます。 子も母も育つからです。
いつとはなしにいつでもしているのが 幼児教育。そしてその肝心が「親切」なのです。
日暮れ時は 誰だって機嫌が悪くなります。 YouTubeで 誕生会のリズム遊びなどもご活用ください。 お子さんが寝入った後、これまでの日々のブログで どうぞ和んでください。
なんとも手がかかることですが 気を取り直しながら行きましょう。 気難し屋だと感じていた我が子が いつの間にか穏やかになりますよ、 お母様が変わるとあっという間に。そして 母と子がもっと仲良くなれます。 子育てホルモンのオキシトシンで お互いの免疫力も上がります。
元気な笑顔で再会しましょうね ーーー。
