昨日の楽しさが 2015.12.11 2015 12/11 2015年12月11日 昨日の楽しさが 2015.12.11 幼稚園のお庭に 雨が降る。 あの てんとう虫は どうしているだろう。 あ、 無事だった。 最後のつぼみが開いた ガイラルディア。 自然幼稚園の朝。 「昨日のサンタさん 優しかったね」 「お仕事忙しいのかな」 「また来てくれるかな」 歌も楽隊も 踊りも劇も 楽しかったわね。 お庭は暗い雨だけれど、 子どもたちの心は 明るく 温かい。 もう始まった 昨日の再現。 お姉さんたちに教えていただいた あの素敵なバレエ! あたしもやりたい! 牛若丸! 「あっ おはよう」 「ピンクがいいの?」 やっぱりあたしも! バレエやりながら待っていよう! ぼくも! 舞台の修理も 大事なお仕事。 それぞれの心の中にある バレエ。 みんな すばらしいダンサーだ。 「次は牛若丸!」 「あたし弁慶!」 あら? 「ぼく電車!」 「待っていてえらかったわね」 親切なお友だち。 それぞれに やりたいことがある。 待ったり、 待っていてもらったり、 代わってあげたり、 代わってもらったり。 それぞれが 満足感を味わっているからこそ、 こんなに仲良く 生活できるのだ。 こんなに小さいのに なんてえらいのだろう。 あ、 きりんさんもやってきた。 あら? あ、そうかそうか。 ぼくもきりんさんになりたいものね。 あ、もう いいお顔に。 えらいえらい。 きりんさんの世界も すばらしい。 ♪おむすびころりん♪が聞こえてくるのは 川の組。 昨日の海さんの劇、 おもしろかったものね。 工事のおじさんは きこりのおじいさんの仕事も 上手だ。 あら、 ぺったんこの人だらけ。 おもちを丸める人もいなくちゃ。 おじいさん どうぞ、の人も。 音楽劇は 自分のことばかり考えていたら つまらなくなる。 子どもなりの判断力が 求められる。 海の組の動物たちが 本物らしくなった。 新しい素材の 真っ白粘土は、 それぞれに 色を考えて 本物らしさを 追求できる。 器用になってきた 指先。 ピアノだって 弾きたい。 この指で メロディーを奏でたい。 子どもたちの いっしょうけんめいを どこかできっと 見ているに違いない。 そう思わせてくれる 素敵なサンタクロースとの出会いが、 また いつか きっと ありますように―――! 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 保育者の真実味 保育者の親切 春の気配の幼稚園で 2017.02.01 創造性を培う音楽劇 雨の日の幼稚園 落ち葉を焚いて 自然幼稚園の主役たち 高階幼稚園の音楽教育 修行者たち