幼稚園の自己充実保育 2019 3/01 2019年3月1日 二月尽。 作っては遊び 遊んでは作る 海の組。 打ち込んで疲れない 海さんたちの生活も 残り少なくなってきた。 もうすぐ小学校と 口では言う 子どもたちだけれど、 無邪気に遊ぶ子どもたちに 区切りの意味など わからない。 遊べるだけ遊んで欲しい。 力の限りに。 人間の生を支える力を 備えるために―――。 川の組のおままごと。 中学生たちと作ったお寿司が 活躍している。 ごっこ遊びを充実させるためには 色々な物が要る。 子どもたちは紙とペン はさみやセロテープが ありさえすれば 何でも作れると 思っている。 持っている自分の力を 沸き立たせて イメージに近いものを作ろうと 努力する。 ごっこ遊びができる年齢を 数えてみてほしい. 人生の中の そのわずかな時間に 人間の生を支える力が 備わるのだ。 子どもたちの遊ぶ姿を 「ただ遊んでいる」という 大人がいるが どういう意味で言っているのだろう。 「ただ一心不乱に」という 意味なら合格。 「字の一つも覚えないで 」 という意味合いだとしたら 大人失格だ。 子どもの遊びを おとしめることは 自分の原点を そして ひいては 今の自分をおとしめていることに 気づかないのだから。 子どもは遊ぶ。 子どもは成長したいのだ。 成長するために遊ぶなどと 思っている子どもは いないけれど。 豊かに遊ぶ権利が 子どもたちにはあるはずだ。 高階幼稚園は 子どもの遊びの生活の中に そっと教育を入れていく 自己充実保育。 もっともっとおもしろく遊びながら 一人、またひとり 達成感を味わう。 そして その一人ひとりが集まって 集団として伸びて行く。 そして その集団がまた 一人ひとりを育てる。 薄曇りの園庭を 走る 走る 子どもたち。 思わず歌い出す 子どもたち。 ♪あるこう あるこう わたしはげんき あるくの だいすき どんどんいこう♪ 明るい3月に向かって 春の匂う大地を踏みしめ 大きく手を振りながら 歩いていこう―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 子育ての味 幼稚園はいつから入れるべきか 協同の力 “遊ぶ”は“生きる”|高階幼稚園@埼玉県川越市 「小さいお庭カフェの扉~0・1・2歳で身に着けたいこと~ 子どもたちの達成に 2015.11.09 真の幼児教育を 動く心 動かない心