「自由保育」という保育はない 2019 2/10 2019年2月10日 高階幼稚園の保育は 「自由保育」といわれているらしい。 「一斉保育」と 区別する意味で 世の中でも普通に 使われるようになってしまったけれど、 自由保育という 保育はない。 一斉保育という保育は あってはならない。 幼児の保育(教育)というものは 自由な遊びを中心とする この行き方が あたりまえなのだから。 小学校の雛形、 十把ひとからげの一斉保育で どうやって幼児一人ひとりを 育てられるのだろう。 しかたなく 一斉保育と区別するのなら せめて 「自由な遊びを中心とする保育」と、 それが長ければ 「自由な保育」と言ってほしい。 そして 「自由」と「放任」を はき違えないでほしい。 子どもたちの心(=頭)と 身体を 土台からしっかりと育てるためには どうしたらいいか。 言われたことをする 受け身の教育でなく、 子ども自らが 持って生まれた力を 精一杯使えるような 教育をしなければ。 それには 子どもさながらの 遊びの生活の中に そっと教育を入れていく この保育がふさわしい。 子どもたちは ただ ただ もっとうおもしろく遊ぼう と こころ(=頭)も身体も 精一杯使う。 教育をされているなんて知らずに、 自らの力で 思いきり 自らを伸ばしていく。 保育者も 持っている自らの機能を 精一杯使う。 子どもたちの生活の力を 引き出し 広げ 深めていく力が保育者になければ この保育は成り立たない。 一人ひとりをしっかり見つめ 昨日より今日 今日より明日をめざす。 自由は楽ではない。 いわば 苦楽しい。 きっと 子どもたちもそうだ。 達成感を味わうための苦しさは 楽しい。 子育て中のお母様もきっと この感覚を味わっていることだろう ―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 大切に育てたい 子どもの世界 むしけんきゅうじょの 力作 自然幼稚園の恵み~その2 幼児教育の中身 きっとまたカレー幼稚園 幼稚園のガーデナーたち 幼稚園の朝 幼稚園の嬉しさ|高階幼稚園@埼玉県川越市