いつもの生活の充実が 2018 10/03 2018年10月3日 幼稚園の秋。 もの寂しさを感じる 大人の秋と違って 子どもの秋は 明るさに満ちている。 もうすぐ運動会。 いつもの遊びの中に 運動会という遊びが ひとつ増えた いつもの幼稚園。 子どもの生活全体を 運動会に向けることは したくない。 いつもの生活の充実を 壊したくないからだ。 大人に見せるための練習は しない。 子どもたちはいつだって よく身体を使っていて、 運動会がなくても いいくらいなのだ。 けれど、 練習などさせて 子どもたちの生活を 受け身にしない運動会ならばと この行事を残している。 練習しないというと ぐしゃぐしゃでもいいのかと 必ず言われるが、 毎日一生けんめい 生活していれば、 一生けんめいな 運動会ができる。 池さんたちにとっては 運動会がなんなのか わからないけれど、 海さんたちは 運動会がんばろうと 意欲に燃えている。 そして 練習に明け暮れしないからこそ 当日の運動会に 自ら取り組み、 終了後 楽しかった運動会の 再現が始まる。 子どもたち自らの力で 何日も―――。 保育者たちは いつだって 子どもたちの 遊びの生活の中に そっと教育を入れている。 主体は一人ひとりの 子どもだ。 保育者たちの創意工夫で、 子どもたちは 知らずしらずに教育を受け、 伸びていく。 自分たちは ただ一生けんめい遊んで楽しいと 思っているのだけれど―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 会心の友 会心の幼稚園 3月の声を聞くと 2016.03.01【川越市 高階幼稚園】 母としての力 小さいお庭カフェの扉~男の子の距離感~ 誕生会後の意欲 建設的な子どもたち 今日も誕生会 2017.02.21 ありのままの自分から 新しい自分へ