こいのぼりの空.
昨日の空。
嬉しい子どもたち。
子どもが嬉しくなると
大人も嬉しくなる。
みんなに喜んでもらって
こいのぼりたちも
さぞかし嬉しいだろう。
虫を見つけたい
子どもたち。
誰かが夢中になると
夢中の連鎖が始まる。
虫たちが
子どもどうしを繋いでくれる。
花も虫も土も石も
子どもたちの仲間だ。
小さい小さいようちえんだけれど
大勢の仲間たちがいて
嬉しい。
♪エース・オブ・ダイヤモンド♪が始まる。
池さんたちも 踊りたい。
躍動が連鎖する。
身体が躍ると 心も踊る。
お花先生も踊りたいけれど
火曜日は園芸サークルで
大忙しのため
今日はおしまい
また明日。
そして今日。
雨の朝。
朝の別れのつらさ。
１人 またひとりと
やって来る子どもたち。
別れのつらさは
遊びたい気持ちに
変わっている。
和やかな池の組。
今 ここにいる
１人ひとりが
この空気を作っているのだ。
保育者の手に支えられて。
１人ひとりが もう
仲良しのお友だちだ。
お引越し おめでとう。
今日から あたしも
お友達。
楽しさが
楽しさを連れてくる。
身体が動くと
心が動く。
川さんたちも
心と身体を動かしている。
身体を動かすと
おなかがすく。
作ったり
踊ったり
もっともっと
もっと
踊ったり
作ったもので
ごっこ遊びしたり
もっともっと
もっと作ったり
もっと考えたり
忙しい。
海さんたちも
忙しい。
レストランごっこに
使うものを
作っているからだ。
それぞれの目的に向かって
１人ひとりが
一生けんめい。
大型積木のおへやを
自由に使えるようになって
嬉しくてたまらない
新年長児たち。
自由といっても
自由ほど厳しいものは
ないのだけれど。
自ら感じ、考え、判断する力がないと
このお部屋を使う資格は
ないのだ。
がんばろう！
生まれたばかりの海さんたち。
がんばろう 幼稚園！
子どもも
大人も―――！
