火曜日はオープンガーデン。
幼稚園のお庭では
夏の宿根草たちが
再会を喜んでいる。
クヌギ食堂のカナブンたちは
樹液を飲もうと
はりきっている。
子どもがやってきた。
わあ!
わあ!
カナブン多過ぎ!
わあ!としか言えない。
みんな びっくり!
みんな
わあ!とか
すごい!しか 言わない。
「わあ!」
「けんかしてるねえ」
「じゅえきっておいしんだねえ」
「待っているえらい人もいるねえ」
ギャラリーたちには知らん顔。
樹液に夢中な
カナブンたち。
だから
取り放題なの。
美しいカナブンに
うっとり。
子どもたちには特別に
光輝いて見えるに違いない
カナブンたち。
虫網の出番だ。
今日は 朝から
いいことが いっぱい。
♪ささのは さーらさらのきばに ゆれる♪
お星様に
お願い事をするのだ。
幼稚園の行事は
いつもの日常に
遊びがひとつ増えた、というふう。
行事のために
日常を削ることはしない。
水遊びもそうだ。
今日も蒸し暑いので
お水と仲良く遊べる。
水位はこんなに低いけれど
はじめのうちは これがちょうどいい。
だんだんと
その時のちょうどいい高さにするのだ。
カナブンの昼食。
お弁当を終えた子どもたちが
昼食のじゃまをする。
幼稚園には子どもたちと虫たちが
仲良く暮らしている。
お花先生大忙しのため
今日のブログはこれでおしまい。
そして 水曜日。
雨上がりの
くぬぎの食堂。
カナブンたちの命が
輝く朝だ。
朝ごはんのアゲハチョウに
狙いを定める虫取り名人。
あっ、入った!
あっ、上手!
3人も育てている お母様だもの、
さすがだ。
嬉しい朝!
雨上がりの土が
タイヤにくっつくので
修理屋さんの出番。
♪しゅうりをしている しゅうりやさん
せっせとはたらく しゅうりやさん♪
池のおへやでは 恐竜たちが遊んでいる。
あたしたちは 七夕様に願いごと。
自分で考えた字。
お星様はきっと読める。
リボンやさんには
リボンパンや リボンピザ。
ここは 流し台。
トレイやトングを洗うのだ。
川さんたちの ウルトラマン。
子ども1人ひとりの考えが
だんだんと
形になっていく。
海さんたちはもう
水遊びを始めた。
昨日よりちょっとだけ
お水の量が多い。
だから こんなこともできる。
あら、
池さんたちも。
虫取りに夢中で
水遊びに気づかない川さんたち。
♪おふねは ぎっちらこー
ぎっちらこー ぎっちらこー
なみにゆられて ゆらゆらうごく♪
だんだんにお水に慣れる。
お顔に 水がかかっても
泣かない 強い
池さんたち。
今度はまた
海さんの番。
川さんたちは
今ごろ お部屋で
プールの支度。
プールサイドには
七夕飾りが
子どもたちを 見守っている。
子どもの世界が
幸せでありますように―――。