幼稚園の朝。
早朝出勤の鉄道員。
消防士も出勤だ。
時計屋さんで売られる
時計たち。
それそれがデザイナーだ。
♪宇宙のお城♪の準備。
♪ねずみの嫁入り♪もやりたい。
1人やって来た時から
保育が始まる幼稚園。
一人ひとりに
遊びへの思いがある。
子どもたちは
一人ひとりみんな違う。
精神的に満たしてほしくて
保育者に
いろいろを求める子どももいる。
子ども一人ひとりの思いを
受け止めるところから
一日が始まるのだ。
手をかけ、心をかけていると、
いつのまにか
それぞれの心が柔らかくなり
自らの力を
使い始める。
今日一日の
充実のために
いっしょうけんめいな
心持ちになるのだ。
幼稚園のそこここで
いっしょうけんめいな遊びが
繰り広げられている。
今日は小さいリズムようちえん。
お花先生大忙しの日だ。
小さい人たちの動きは
とても勉強になる。
大人の方が
保育を受けてみたい気がする。
幼稚園の子どもたちは
いつもの幼稚園。
卓球に挑戦するひよこさんの
意欲を受け止める、
根気の良い
海さんたち。
いつのまにか
保育者たちと同じ心になっている―――。