春寒が緩む朝。
嬉しそうな
お花たち。
さっそくお庭へ出かける
子ども。
朝稽古の横綱たち。
はっけよい!
のこったのこった!
力強い身体。
負けても泣かない
心。
池さんたちの
劇の準備。
♪ぶんぶくちゃがま♪と
♪宇宙のお城♪が
同時進行。
お誕生会 楽しかったわね。
笑顔
笑顔の
池さんたち。
赤ちゃんも
こんなに生まれて、
大忙しのお母さん。
「ただいまぁ」。
くつをしまって えらいお父さん。
今日のごはんは
「お肉だよ」。
川の組では
♪ゆうえんち♪。
すごいスピードの飛行機。
目が回っても我慢する。
次はジェットコースター。
振り落とされないで
すごい すごい!
海の女児たちの
おひなさま。
千代紙のおひなさまも
やっぱりほしい。
これは先週の金曜日。
おひなさま作りは
この日から始まったのだ。
池さんにもある
おひなさま。
「あたしたちが作ったの」。
池さんたちのいっしょうけんめいが
伝わってくる。
♪宇宙のお城♪の星たちも
そろそろできあがりそうだ。
川さんたちの♪ぶんぶくちゃがま♪に
海さんたちが加わった。
♪ぶんぶくちゃがまをしってるかい
ふしぎなちゃがまのおはなしだ
さあさ、ごらんよ みんなきてごらん
ぶんぶくちゃがまの はじまりだ♪
のどかで、ちょっとこっけいな
昔話の雰囲気を
よく捉えている子どもたち。
ああ、この子どもたちは
本当に昔話の世界に
生きているのだ。
自分ではないものに
すっかり なってしまっているのだ。
その役を*する*のではなく、
その役に*なって*いるのだ。
やっぱり、
子どもは大人の先生だと
こころから思う。
もっとやろう!
もういっかい!もういっかい!
役を取り替えて、
またその役に、
本当になってしまうのだ。
動く身体、
動く 心。
楽しくて、
楽しくて 楽しくて、
何度も何度も
繰り返す。
子どもは
楽しいから育つのだ。
お庭で働く
池さんたち。
働くおじさんの
後継者たちだ。
まだやっている
♪ぶんぶくちゃがま♪。
またメンバーが替わっている。
お面を作り終え、
池さんたちもやってきた。
これで何度目かわからないけれど、
♪ぶんぶく♪は、
いちおう幕にするらしい。
衣装をたたむ えらい海さんたち。
土曜日に誕生会を迎えた
3月生まれだ。
始まった
♪宇宙のお城♪。
池・川・海、
文字通り
*スター*たちの共演だ。
キラキラ星の変奏曲が
こんなにおもしろいドラマに
なるなんて!
子どもたちのためのダンスを創った
音楽家の先生方に感謝!
いい役ばかりでなく悪い役に
こんなに人気が集中するなんて、
出演のお母さま方に
感謝!
あっ、
女神さまだ!
心を入れ替える星たち。
みんな仲良くなって
めでたし めでたし。
お庭では
♪あんたがたどこさ♪も始まった。
楽しかった誕生会の再現が続く、
木の芽弛む幼稚園―――。