新陽の幼稚園。
記念写真や身体測定が済んで、
お庭に出てきた池の組の
書初め。
三輪車。
漕げるようになった嬉しさ。
ぼくも漕げる。
寒いから、上着を着なくちゃ。
寒くても
砂場が好き。
川さんたちも
お庭で遊びたい。
寒くたって
子どもはお外が好き。
ツリーハウスからは
いい匂いが。
お客さまがやってくる。
豆まきの時
鬼に負けないための
修行。
ここは病院。
お怪我したら入院するのね。
ここは食堂なのね。
これはお米、っていうことね。
あたしたちは
逆上がりに挑戦。
つくりものにいっしょうけんめいな
池さんたち。
ここでも作っている。
ここでは
回している。
こま回しって本当におもしろい。
赤ちゃんをおんぶのお母さんだって
こま回しがしたい。
だっておもしろいんだもの。
カルタも
とってもおもしろい。
誰かが始めると
お友だちがやってっくる。
次から次に
やってくる。
和やかな
池さんたちのカルタ取り。
きりのいいところまで作ってから
カルタをするつもりの子ども。
あたしたちはお庭で遊ぶの。
あ、海さんたちも
お庭で何か始めた。
鬼ごっこだ。
速い 速い 速い!
あら、スピード違反?
おまわりさんたちのお仕事も
始まる。
あたしたちは
やっぱりうんていから始めたい。
積木のお部屋では
おねこさんたちの相談。
海さんたちのお面作り。
ホチキスの針は
向きを考えて。
おせち料理。
早く食べたいおねこさん。
のぞいちゃいけません
って言われていたけれど、
ちょっとだけならいいじゃない。
わぁ!おいしそう!
おまわりさんたちも帰宅。
早く食べたいおまわりさん。
だめだめ。
お席に着いてからよ。
おいしそう!
いただきまぁす!
はい。
取り皿使ってくださいね。
お箸、上手に使っている。
気をつけて使うのよ、と先生。
本物のお箸が
おままごとに初めて登場。
危ないことは もうないだろう。
川の組の作りもの。
あら、川さんたちもお正月だ。
おいしそうだこと。
川さんたちも
お箸を上手に使っている。
このお箸は色紙で作ったもの。
先は尖っていないのだ。
「ねぇ、すごろくやろう」
「やろう やろう」。
まずはジャンケンから。
勝ったり負けたりするけれど、
最後に勝つのは誰なのか
まだ誰にもわからない。
すごろくはおもしろい。
海さんたちは
着物を着せてもらい、
本当のお正月だ。
「みんな昔の人みたいだね」。
3学期が始まった。
一日いちにちを
丁寧に、心を込めて生活しよう。
いつとはなしにいつでもしている、
それこそが幼児教育なのだから―――。