幼稚園の
いつもの朝。
サナギがチョウに変わった朝。
きのこ博士たちが
イモムシ博士だった頃 捕まえた
あのイモムシが!
「きれいだねぇ」
「あのイモムシ、
こんなにきれいなちょうちょだったんだ!」
小さな身体に
大きな感動が―――。
それぞれの朝の
始まりだ。
嬉しそうな子ども。
だって、
綱引きやりたいんだもの。
小さい人たちには
初めての感触。
おもしろそうだ、と
小さい子どもたち。
今日も賑わう
ぽけもん駅。
綱引きチームも
だんだん賑やかに。
綱から伝わる
相手チームの力強さ。
自分たちも
負けてはいられない!
思いきり綱を引くと、
相手だって
思いきり力を返す。
引っぱったり
引っぱられたり、
なかなか勝ち負けがつかない。
ヘトヘトになるまでの
エンドレス綱引きだ。
ヘトヘトになっても
またやりたい。
また挑戦したくなる
不思議な
エンドレス綱引き。
小さい人たち専用の
短いサイズのカゴ出現。
嬉しい嬉しい
小さい人たち。
嬉しさ伝える研究博士。
トンボも捕れた!
イチョウの足元では
ピンクのイモムシ発見。
池のお部屋では
何を作ろうか相談。
まだやっている
綱引き。
本当にエンドレス。
新しいメンバーが加わって、
オーエス!
オーエス!
おもしろくて おもしろくて
たまらない。
いつもの幼稚園の生活に、
1つ、
運動会の遊びが
加わって、
力みなぎる
幼稚園。
一人ひとりが
達成感を得るために
いっしょうけんめいだ。
大人も子どもも
おんなじに。
吹く風が爽やかになったからか、
古川建設 再開。
戻ってきた古川社長。
「土持社長、どうしてるかなぁ」
「あの頃 よく働いたね」
口をついて出る♪工事場♪の歌。
工事見学の子ども。
新入社員募集中。
子ども一人ひとりが
持っている力を思いきり使って、
せいいっぱい生きてほしい。
二度とない幼児期を。
そう祈る、
秋の風吹く幼稚園―――。