親子通園の味
夏の宿根草たちが咲き誇る
幼稚園に
やってくる母子。
毎日の送り迎えは
おもしろい。
変化する子どもたちの
“今”を 感じることができる。
我が子もそうだけれど、
お友だちの成長が嬉しい。
先生やお母さま同士、
心のやりとりができる。
いつのまにか
園児全員の名前を覚え、
一人ひとりのよさがわかる。
入園前にはわからなかった
幼稚園の味だ―――。
子どもたちは、
夏の自然幼稚園で
それぞれの生活の花を
咲かせている。
保育者たちは
遊びのイメージを
引き出したり、
広げたり、
深めたりする。
一人ひとりの充実のために
自分の持っている機能を
せいいっぱい使う。
幼稚園の先生たちも
子どもたちと同じに
保育者としての生活の花を
咲かせているのだ。
自分がいるから
子どもたちが
こんなに生き生きしている!
そう感じて 嬉しいのだ。
お母さまも
幼い我が子との
生活の花を咲かせたい!
リズム遊びが
生活のうるおいになって、
お花がたくさん咲くといい!
そういうわけで、今日は
10時から
未入園児の
♪小さいリズムようちえん♪。
リズムで遊ぶのは
赤ちゃんだって
おもしろい。
小さい子どもがおもしろいと、
お母さまも おもしろい。
お母さまがおもしろいと、
小さい子どももおもしろい。
小さい子どもと一緒にいると、
“教育はお互い”だと
心から思う。
子どもは、
楽しいから、
おもしろいから 育つ。
人生の基本が
楽しく、
おもしろいものになるのだから。
人生の基本がつまらなかったら、
つまらないことだらけだったら と
考えるだけでオソロシイ。
同じ子育ての生活を、
楽しくするか、
つまらなくするか。
子どもたちの未来は
大人たちの心もちに
かかっている―――!