磨かれる時 2016.06.02【川越市 高階幼稚園】 2016 6/02 2016年6月2日 磨かれる時 2016.06.02 青々と茂る緑に 吹き渡る風。 幼稚園に初夏が来た。 あら、 ダンゴムシ大好きくんも 白い帽子に変身だ。 忍者たちにも朝が来た。 お花畑ステージで 忍者たちの修行が始まる。 忍者仲間が 増える 増える。 池の組や 川の組の忍者も やってくる。 あ、くノ一たちが 気勢をあげる。 エイエイオー! 女児優勢か。 男児たちも 負けてはいない。 エイエイオー! 幼稚園に住んでいる忍者たちが あちこちから やってきて、 楽しい修行を 繰り広げる。 あっ、 こんなところにも忍者がいる。 見物人も 心が動く。 くノ一は 転んでも泣かない。 あら? どうしたの? 痛くしちゃったの? 集まってくる 仲間たち。 「ぼく、走るのが遅いから いやになっちゃったんだよー」 「じゃあ、一緒に走ってあげるよ」 「走ってれば速くなるよ」 「タカオニしよう!」 「高オニする人この指とまれ!」 「はーやくしないと デンキの玉がきーれーる!」 静かな池の組。 作り屋さんがたちが いっしょうけんめい。 砂場のかくれんぼ。 あっ、みぃつけた! タコさんみぃつけた! タコさんのお家を作ろう! 仲良しさんの お家の 隣の 鉄棒。 「こうやってするんだよ」 「とびつくんだよ」 「こわくないよ」 「やっていればできるようになるよ」 形成逆転! あ、こちらでも。 「はなさないんだよ」 「ぼくまだ小さいの」 「じゃあ代わってあげる」 ありがとう。 後ろ向き連結は難しいのだ。 幼稚園というところは 小さないろいろが 繋がり合って 作られている。 何気ないような、 とるに足りないような、 そんなものの中にこそ、 大切なものが 潜んでいる。 見逃さずに 育てなくては。 幼稚園でも 家庭でも。 日常を深く考える時、 育てる者としての 自分が 磨かれる―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 遊びの研究 自由な保育、朝の30分 幼児期を濃く細やかに 幼稚園はいつから入れるべきか 子どもが主人公の幼稚園の朝 幼稚園の着想 幼児教育を浸透させるために 幼稚園のお友だちを 2015.12.03