だから一緒に 2016.05.25
落ちてきた雨。
傘の花咲く
幼稚園。
お部屋からは
ピアノの音と歌声が―――。
昨日から始まっている
誕生会の再現が
楽しくて
たまらない。
お花先生大忙しのため、
今日のブログは
昨日から始まる。
おもしろかった♪さるかに♪。
思い思いの
お面を作る。
楽しくてたまらない
川の組。
池さんでも。
海さんでも。
それぞれが
劇に使う道具やお面を
熱心に作っている。
お庭から
音楽が。
お花畑ステージで
劇が始まっているのだ。
それぞれが
生き生きと動いている。
おさるさんは
いい役ではないのに
買って出る人がいて、
えらいなぁ と思う。
かわいそうな かにさんの周りに
それぞれがやってきて、
悪いさるをやっつけようと
相談する場面の
真剣。
お話の世界に生きる子どもたち。
さるをこらしめるため
力を合わせる
子どもたち。
やっつける方も
やっつけられる方も
どちらも こんなに楽しい。
お話しの世界に
生きているのだから。
充実の後は
柿を味わう。
秋に味わった幼稚園の
柿の甘さが蘇る。
お部屋からも
音楽が。
ああ、なるほど！
海さんたちは
誕生会のプログラム通りに
したいのだ。
本当の誕生会を
したいのだ。
自分たちの思いを
はっきりとした形にする
充実感。
どんなに楽しいことだろう。
お庭では
麦わら帽子が目立ち始めた。
ここは木立の下。
涼しくてありがたい。
ここは はちの巣か。
はちのきょうだいが こんなに。
あら？
川の組にプログラムが。
川さんたちも
誕生会らしい。
ありが たくさんいる。
はとも
たくさんいる。
あ、本当に食べている。
みつばちも
こんなに集まっている。
ブンブン。
ブンブン。
花が咲くから忙しい
みつばちたち。
あら、池さんが。
池さんだってやりたい
♪さるかに♪。
川さんたちがお手伝い。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
川さんたちの
活躍に、
ありがとう。
いつのまにか、
川さんたちが
こんなに集まった。
小さいおさるさんが
かわいそうだから、と
川のお兄さんが
うすに潰される役に。
ありがとう。
ありがとう。
池さんも川さんも
めでたしめでたし―――。
そして、今日も
音楽が響く
幼稚園。
大人たちが
心と身体を
思いきり動かした
誕生会。
お母さま方と
先生たちの
いっしょうけんめいが、
子どもたちの
心と身体を
動かしている。
あの誕生会を
子どもたち自らが
自分たちの遊びに
取り入れている。
したことは必ず返ってくる。
返ってくることを考えて
していることではないけれど、
しなかったことは
返ってこないのだ。
子育ては
心も身体も使って
大変だけれど、
ああ、あの時
こうしておいてよかったと思える日が
必ずやってくる。
だから
一緒にがんばろう―――。
