幼児時代の生き方

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秋雨くんの活躍で
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今日もお庭は暗いけれど
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子どもたちの心は晴れ渡っている
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土曜日の誕生会の楽しさが
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子どもたちの心と身体に満ち溢れているからだ。
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一人やってきたその時から
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保育が始まる幼稚園に響く
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フレー!フレー!の声。
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何回やってもまたやりたいオリンピックマーチ。
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「カスタカチカチもやったよね」と
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昨年の運動会を思い出す年長児。
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やろうやろうとお友達。
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運動会たのしかったのだなあ!
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リズムに合わせてならしたり
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リズムに合わせて 塗ったり切ったり。
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お部屋中にリズムがある。
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「うらしまたろう」もやりたい。
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いろんなものになりたい。
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お母様も子どもの頃
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お話しの中の何かになってみたかったのでは。
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白雪姫やグレーテル
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うさぎやすずめや白鳥に。
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今は大人のお母様もきっと子どもの頃
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お話の世界に浸っていたに違いない。
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今はあなたのお子さんが
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夢の世界の主人公。
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昔話の中に生きるものたちになって
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生き生きと表現している。
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太郎が白髪のおじいさんになる場面で
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泣き出すかもしれないため
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手段を講じるお姉さん。
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何事もなかったように
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二度目のうらしまが始まる。
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海の世界は楽しい。
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楽しくてたまらない。
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だって  海の底には竜宮があって
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さかなたちはその都に住んでいるのだもの。
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カメを助け
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美しい竜宮城に招かれた太郎は
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ご馳走をいただいたり
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タコやイワシやタイやヒラメの踊りに見とれたり。
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嬉しく楽しく過ごしていたけれど
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ふるさとの母や父が恋しくなる。
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乙姫からのおみやげは
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開けたらいけない玉手箱。
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ふるさとの変わりように悲しくなり
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ふたに手をかけた太郎は
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老人になってしまうのだ  あっという間に。
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竜宮城の3年が  地上の3百年だったなんて。
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なんと虚しいことだろう。
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幼稚園の3年はどうだろう。
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幼稚園という名の子ども園や保育所で
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毎日長時間  母の手を離れ
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3年も4年も5年も6年も
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過ごした子どももいる。
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心豊かな生活だったのだろうか。
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その後の人生を生きる力が身についたのだろうか。
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共に生活する大人たちは
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人間の根本を育てる者としての
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気概を持っていたのだろうか。
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子どもと共に本気で生きる母と保育者に
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手をかけ心をかけてもらいながら
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一生懸命に遊んだ幼児時代の自分自身が
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その生涯を支える。
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高階幼稚園の3年間が
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人生の地下水になるのだと。
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竜宮城が告げ示す
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秋霖の幼稚園ーーー。
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