雨のカレー幼稚園。
年長山さんは最終回だ。
大人たちはカウントダウン。
一日一日 どんどん終わっていくと。
子どもたちは

今日も明日もあさっても
まだまだたくさん幼稚園で遊べると
張り切っている。
子どもはそうでなくちゃ!
大人たちも
寂しさを心のエネルギーに変換して

残された日々を充実させよう!

小さい組のお母様方にとっては

卒園は遠いこと。
卒園が近づく大きい組のお母様方も
あの頃はきっとまだまだ先と思っていた。
今 気付く。
ああ 本当にあっという間だったことに。

そしてその前の卒園母たちの

「あっという間だからね 毎日が大切よ」が
心にしみるのだ。


寂しさをエネルギーに変換した
カレー屋母たち。
カレーの味を伝えなければ!
今度は私たちが腕をふるうのだ!

カレー屋さんは 森の組へ。
いただきますまで我慢して
えらいこと。

「いただきます」

みんなのおいしいお顔。

今度このお顔が見られるのは 来年度

秋も深まった頃だ。

身体も中身も

きっと今より大きくなって

成長した姿で

久しぶりのカレーを味わうことだろう。

楽しみなカレー屋母たち。

山の組のカレー屋さんは
いろんな思いがこみ上げる。

でも 次々に「おかわり!」の声がかかり
大忙しのため

無心になってカレーを運ぶ。
子どもたちが大忙しを作ってくれるから

無心の意味がわかるのだ。
なんとありがたいことだろう。
保育者たちも同じ。

毎日が無心だ。
毎日精一杯 子どもたちと生活していると
突然別れがやってくる。
子どもたちが育ってきて
さあこれからという時にーーー。




