時々ポツポツ落ちてくる木曜の朝。

お庭の空に広がる緑の傘のおかげで
今日も運動会ができる。
嬉しい子どもたち。
一人またひとり 集まって来る子ども。
母たちの演目を真似したい。

ママたちが頑張ったイス取り。
おもしろかったわね。
小さい人たちにとって
このルールは難しい。
母たちの本気と一生懸命が
目の前で繰り広げられたから

言葉で何も説明しなくても
一人ひとりが理解している。
自分で感じ考えたのだ。

言葉も大切だけれど
幼児は 言葉より身体だ。

言った時はもう動いている というのが
子育ての肝腎。

子どもの頭を受け身にしてはいけないのだから。


虫たちのお世話もしたい。
ごっこ遊びの続きもしたい。
作ったもので遊びたい。

お部屋でもいろいろな遊びが
繰り広げられている。


お庭でもお部屋でも
一人ひとりが一生懸命だ。
おいも掘りの楽しさも ここに。
つかまえた虫たちに
おいもを食べさせている子ども。

一人ひとりの一生懸命が

幼稚園の空気を作り
その空気がみんなを育てている。

幼稚園というところは
そういうところだーーー。











