運動会再び

運動会とおいも掘りで

勢いづく 水曜の朝。

お庭でいいものを見つけた二人が

さっそくよういドン!

それを見つけたお友達もよういドン!

登園してきたお友達が

次々に大玉を転がす。

あの大玉より小振りだけれど

運動会のおもしろさが

子どもたちの身体の中で動き出す。

やろう!やろう!運動会ごっこ!


大人達に立派な姿を見せるため

何度も練習を重ねる運動会だったなら

終了後 もう二度とやりたくない。

幼児は“その時”が肝腎なのだ。

持っている自らの力を一生懸命使った

初めての運動会だったからこそ

その次の遊びにつながる。

自らの成長につながるのだ。


ママたちが踊ってきれいだった♪茶摘み。


子どもたちもやってみたい。

だんだん増える


お茶の葉摘みの担い手。

最近は 日本人ばかりでなく


外国の人たちまで

お茶を飲むようになったので

大層忙しいらしい。


たいへんなかけっこ もやりたい。


障害物を置き

それらを超えながら走るのだ。


わざわざ大変な状況を作ってする


この競技の人気は根強い。

困難さの度合いを

子どもの今の力で乗り越えられる程度に

しておくことが必須なのだが。

人生はちょっとくらい大変なほうが

きっとおもしろいのだ。

10ある力を精一杯使うと

いつの間にか その力が11に。

11の力を精一杯使ったら 12の力になっていた。

そうやって 自らが伸びていける。

それこそが自己教育力。

お母様たちも きっとそうやって

一生懸命我が子を育てているに違いないーーー。