春めく2月最後の日。
砂場のキッチンで作った
チョコレートケーキをいただく。
お部屋とお庭の間に
テラスがあることの良さだ。
昔の子供はここを縁側と呼んでいた。
積み木のお部屋は 今日も
ポケモンたちのお化け屋敷だ。
あまり怖くしないでねとお願いしたら
「わかってるよ」と山さんたち。
小さい森さんたちのためには
ポケモンさんたちのサービスが欠かせない。
お化け屋敷の待ち時間には
イートインあり
バッティング指導ありで
テラスの存在が
山さんたちの達成の役に立っているのだ。
森さんたちの野球ごっこも
いい線を行っている。
テラス待ちの森さんたちも
山さん同様
達成感を味わっているらしい。
ポケモンたちは自然の中で生活している。
だから 焚火に欠かせない
焚き木を作らねばならない。
トンカチが上手になったら
ノコギリだって上達したい。
自然幼稚園には
柔らかいのや硬いのや
いろいろな木の枝がたっぷりある。
ストックがなくなったら
山へ柴刈りに行けばいいのだ。
ここは 大ケヤキの足元。
枝を拾っていると
ケヤキの木の皮の下に
何かいる気配が!
おお、こんな所に虫が!
これは 卵か幼虫か?!
それとも まゆの中のさなぎか?!
「こんな所に隠れていたんだ」
嬉しい子どもたち。
よく見てみると
もう 抜け殻になってしまっていて
「もう春だからお外に出たんだね」
虫たちとの生活がまた始まるのだ。
2月尽。
明日から3月。
年長山さんたちの保育終了の月だ。
3月が100日位あったらいいのに!
そう思う 春動く幼稚園ーーー。