北風が冷たい 水曜の朝。

山さんたち期待の氷が!
お池に張った氷で遊ぶのも

おもしろいけれど
思いを形にするのは
もっとおもしろい。
思ったよりおもしろいものができたり
思うようにならないのもあって
それはそれで おもしろい。

今年は2度目の豆まき。

それはなぜか。

だって 3年間で3回
豆まきの日にお休みしちゃった

お友達のためなのだ。

きみこ鬼にまた会えて

嬉しい 山さんたち。
意欲に満ちる山の組。
2度目だから
余裕があるかなと思っていたら

だんだん怖くなってきたらしく
お話の世界に入り込んで
皆本真剣。

「おにはーそと!」

「おにはーそと!」


昨日お家で 明日の豆まきのことを
「きみこ鬼だから怖くない!」と
言っていた子どもも
お話の世界に入り込んで
夢中になっている。
だから子どもは育つのだ。
夢の世界と現実の世界を

行ったり来たりできる
幼児の時代に
夢の世界を充実させなくては。

鬼はまた戻ってくるけれど
幼児時代は二度と戻らない。

幼児時代の遊びの生活全体が
創造の世界であり
リズムの世界なのだ。

心や頭や身体を
もっともっとリズミカルに動かし

生きる力を培うのだ。
精一杯の力で遊んだ 幼児時代の自分が
その人生を支えるのだからーーー。











