
お友達を待つ
嬉しい初冬の幼稚園。

おや 恐竜さんも仲間入りか。

「花がさ やりたいね」と
誘い合って始まった 大好きな踊り。

和風のものが新鮮なのか
それとも 生まれながらにして

身体にリズムを持っているのか

日本的な所作のものが
このごろの子どもたちに 人気だ。
情緒豊かな

しみじみとした雰囲気のメロディーに合わせ
心と身体を動かすことは 味わい深く

心も身体も嬉しいのだ。

自然幼稚園で生活していると
季節が去っていったり
やってきたりするのを 身体中で感じる。
手を伸ばしても届かない 空の高みから
葉っぱの雨が降ってきて
どっさりの葉っぱたちと
一緒に遊べる 嬉しい季節。

落ち葉焚きをして
お芋を焼くのには
まだ少し足りないから
今日はふかし芋なの。
畑の土を洗い落とすと
きれいなお芋に変身するから
お手伝いはおもしろいの。
こんなに硬くて冷たいお芋が
ふかすとあつあつになって
柔らかくて 甘くて
おいしいお芋になるの おもしろい。

みんなのお手伝いのおかげで
お芋さんが おいしく変身してくれた。
小さな子どもにとって
お母さんの味もきっと
柔らかく甘く暖かい おいしい味なのだ。
お芋さんのようにーーー。











