木曜の朝
ふしぎな椅子を見つける。
「すわれるよ」

「でも おっこちるよ」
この椅子 修理中なの。
腹筋鍛えるのに役立つかも。

このままにしておこうかな。

だって ぼくたちね
野球選手なの。

帽子もバットも作ってあるんだ。
ぼくたちね
バレーボールの選手にもなれるよ。
サッカーの選手にもなれるんだ。

お友達と選手ごっこして遊ぶのは
すごくおもしろい。

野球には ルールっていうのがあるんだって。

だけど ぼくたちは小さいから
難しいルールはわからない。
投げて打って走ってっ ていうのが 野球だ。
野球のことを知らない人も
ちょっとは知ってる人も
おもしろくなるように考えて
一生けんめいやるんだよ。
一生けんめいしなくちゃ おもしろくないからね。
そう、これはごっこ遊びだから
野球場が楽しくなるように
それぞれの子どもが考え工夫する。

ごっこ遊びは
心と頭と身体の力を

総動員させてするから おもしろいのだ。
子どもたちにとって保育者は先生だ。
先生の言葉は 子どもの脳を受け身にさせがち。
だから保育者は ある時は子どもに
ある時はお手伝いさんになる。
お母さんになったりお父さんになったりしながら
子どもの世界のお風呂に
首まで浸かって生活する。
持っている 自分の機能を
総動員させながらーーー。

あ、あやこ先生が アイスクリーム屋さんになった!
お庭のビワで作った 本物のアイス!
集まる子ども。

嬉しい子ども。

森からは 動物たちもやってくる。

大好きな幼稚園の

大好きなお庭のビワで作った

大好きなあやこ先生の アイスクリームの

おいしいこと!

子どもの世界のお風呂にみんなで浸かって
味わい深い
幼稚園の日常ーーー。











