卯の花曇りの月曜日には こんなことも。
「おかあちゃん」が 持たせてくれた
大事なものたちを
離したくない 森のひよこさん。
ほんとは おかあちゃんと遊びたいのに
お友達の遊びに
ついつい動く心。
ついつい動く身体。
手放すことと 手に入れることを繰り返し
子どもは成長していくのだ。
お庭では 忍者たちが
ジューンベリーの木の枝で
楽器を作ろうと頑張っている。
先日あやこ先生がおさるさんになって枝下ろしし
お空の高みにあった赤い実を
おいしいおいしいと みんなで食べた後の
あの枝だ。
忍者も 忍者でない子どもも手伝って
イメージに近づいてきた。
「両方からたたくと 危ない危ない」
「こっち側からだけ っていうことにしようね」
「わかった?」
蒸しむしするから
はだしが嬉しい。
あんよが汚れても 嬉しい。
はだしの向こうのお庭では
エルサたちが活躍している。
幼稚園は いくつもの遊びが同時進行。
子どもも保育者も
持っている力を精一杯使う生活だ。
あやこ先生の魔法。
どっさり採れたジューンベリーで
本当のシャーベットを作ったのだ。
本当のアイス屋さんなのだもの。
びっくり嬉しい子どもたち。
おいしいおいしい子どもたち。
子育てほど 主体的で創造的な仕事は
世の中にない。
ママもハハもおかあちゃんもかあちゃんも
一緒にがんばろう。
心豊かな子どもを育てるためにーーー!