カレー屋さんと子どもたち

 

寒い寒い 火曜の朝も

ママと一緒の暖かさ。

今日も一生けんめい 遊ぼう!

山の組では

早くも子どもの♪こま が回っている。

小さいこまたちの よく動くこと!

一人またひとり 登園してきて

こまの数は だんだん増える。

♪テトテトアシトアシトテト に挑戦。

至難の業のリズム打ちを

手と足で行うのだ。

だんだん複雑になる

手と足の動きに

みんな必死だ。

一人またひとり やってくる朝。

嬉しい朝。

一人やってきた その時から

保育が始まる 幼稚園。

それぞれが充実へ向かう生活が

もう始まっている 森の組。

今日もやりたい♪ブレーメン。

こんなに小さい 子どもたちが

幼稚園で これをやろう!と

考えて やってくるのだ。

お友達同士 お話の世界に暮らして

どんなにおもしろいことだろう。

心も頭も身体も 思い切り動かして

充実へ向かう 子どもたち。

その頃 厨房では

お料理サークルのお母様たちも

おいしさに向かって 一生けんめい。

心も頭も身体も 思いきり動かしている。

さあ、腕自慢たちの自信作

おいしいカレーが できあがり!

ああ、なんていい匂い!

カレー屋さんは 森の組へ。

待ってた待ってた カレー幼稚園だ。

「いただきます」

おいしい おいしい!

このおいしいお顔が見たくて

お料理サークルに入るお母様 多数。

だってこんなにいいお顔なんだもの。

子どもたちの大好物は

幼稚園カレー!

母達の大好物は

カレーを食べる 子どもたち。

山の組にも カレー屋さんが。

大きい人たちだから

大急ぎで配らなくても 大丈夫。

いいお顔の 子どもたち。

「いただきます」

「おいしい!」「おいしい!」

「サイコー!」

おお!お兄さんのSちゃんの

「サイコー!」を 思い出す。

幼稚園の カレーの味は

受け継がれて 35年。

小さいお口で食べていた

当時の子どもたちは

きっともう お父さんやお母さんだ。

おいしかったカレーの味を

覚えているに違いない。

おかわりを「多めで」の注文。

多めにしたのに

その次は「もっと多めで」と言われ

1月カレー幼稚園 大笑いの巻ーーー。