自然幼稚園の不思議

火曜の朝の 驚き。

この 綿菓子のようなものは 何だろう?

わあ つめたい!

そう これは氷の花なのだ。

シモバシラ(ユキヨセソウ)という 山野に自生するシソ科の多年草で

秋に 清楚な白い小花を長い穂に咲かせる。

寒い冬 四角い茎から出た水分が

不思議な形を作る。

子どもたちには そんな説明はいらない。

おもしろいとか きれいだとか

不思議な生き物のようだとか。

ユラユラと動き出し 遊びだしそうだとか

きっと心が いろいろに感じてくれる。それがいい。

朝日影に消えてしまう 氷の花。

咲き始めたところから ずっと見続けたら

どんなに美しく おもしろいことだろうーーー!