保育者たちの感性が

落ち葉積もる 月曜日。

お料理サークルの お母様たちは

厨房で 明日の準備だ。

子どもたちが楽しみにしている カレー幼稚園だもの。

力がこもる。

お庭では 何かが始まっている。

きのこのうえんホテルで 行われている

研究所主催の ショーのようだ。

危険生物の生態について

ヘビを作って 説明したり

実際の大きさを測ったりして おもしろい。

新人講師も 登壇。

ガンバレー!と 所長さん。

聴講生たちも 応援。

キングコブラの 正しい持ち方を

所長さんに 教えてもらっている。

ガンバレ 危険生物研究所。

こちらは いちご研究所。

何の研究をするのかな。

お部屋では 音楽劇♪さるかに。

小さい人たちは 真似するのが大好き。

何度だっておもしろい。

小さい人たちは

この役もこの役も

この役もこの役も

全部の役を やりたいのだ。

だから 何度だっておもしろい。

お話の中に 全身で浸かる喜びが

幼児の心と身体を育て

創造性を 培う。

積み木のお部屋では

大きい人たちが 創作舞曲。

お友達のピアノに合わせ

打楽器演奏とダンスの振り付けで 盛り上げたい。

音楽は楽しい!表現は嬉しい!

幼稚園のそこここで

一生けんめいな遊びが 繰り広げられている。

一人ひとりの子どもが

自分の中身を揺り動かし

イメージを広げたり深めたりしながら

今日一日の充実へ むかうのだ。

その充実を支えるのは

幼稚園の自然と

一人ひとりを見つめる

保育者たちの感性だーーー。