豊かな 森の幼稚園の秋

自然幼稚園の木曜日。

ジューンベリーや桂の葉は

あらかた 地面に帰ってしまった。

銀杏の葉っぱは

あたり一面に散り敷いて

まるで 金色の絨毯のよう。

どっさりの落ち葉と 遊びたい子ども。

あとからあとから降り注ぐ 葉っぱたちに

心躍る 子ども。

夏には 涼しい木陰。

秋はどっさり 葉っぱを散らし

冬に 暖かい日溜りを作り出す

森の幼稚園の ありがたさ。

欅や櫟木も散り始めた。

どっさり集めて ベッドにしたり

落ち葉を焚いて 焼きいもを食べるのだ。

お困りごとも 発生する。

砂場の中に 櫟の葉っぱが!

山さんたちは

ごっこに使う おさいふ作りか。

こちらは だいきのこホテルの鍵か。

きのこけんきゅうじょは 社長さんがお休みのため

だいきのこのうえんのスタッフが 清掃。

もうすぐ クリスマスだ。

おお!嬉しいことに

落ち葉拾いのボランティアが こんなに。

どんどん降ってくる 落ち葉と競争だ。

落ち葉をつかまえたい 子ども。

目的の達成は けっこう難しいが

あきらめない子ども。

まるで 森の仕事人のように

一生けんめいな子ども。

アスリートかぶしきがいしゃの建築は

着々と 進んでいる。

どっさりの落ち葉が

嬉しくてたまらない。

落ち葉拾いのボランティアの成果。

砂場のお仕事ができて 嬉しい子ども。

思わず口ずさむ ♪いっしょうけんめいはたらく~。

おままごとのお家には お芋を焼くいい匂いが。

リンゴも 焼くとおいしいよね。

パンや柿や

ケーキまで焼いて 3歳児らしいこと。

お庭では 本当のお芋を洗っている。

風があるから 落ち葉焚きはできないので

厨房で ふかし芋にするのだ。

自然の恵みの なんとありがたいこと。

森の幼稚園の 豊かな秋を

子どもたちと同じ心で

思いきり 生きようーーー!