子どもたちの 力いっぱい

連休明け 月曜日のお庭の

これは ドングリ。

これは 玉入れの玉。

子どもたちの玉入れは

カゴを一杯にするところから始まる。

玉が思うように入らなくても

偶然入ったその一球が

子どもの心を 嬉しさで一杯にする。

ようし、もう一つ入れようと

意欲的な心持ちになる。

入ったり入らなかったりするけれど

さっきの一球の嬉しさが

ずっと心に残るのだ。

玉入れって なんていいのだろう。

こうやって少しずつ

だんだんと 運動会が近づいてくる。

ルールは 最初からあるのではなく

後からだんだん ついてくる。

一人 またひとりとやってくる

幼稚園の朝。

運動会を楽しみにしている

大きい人も

玉入れが何なのかもわからない 小さい人も

どちらも思わず夢中になる 玉入れ。

カゴが一杯になったら

何度でも また始まる

エンドレス玉入れ。

ここからも

ここからも

どこからだって投げたい 玉入れ。

だいきのこのうえんにも

飛んでくる 玉、

おお、ここにも玉のようなきのこが。

だいきのこのうえんの ご近所にある

ガソリンスタンド。

ブーブー自動車かけっこしたら おなかがすいたね。

ごはんをあげようよ ガソリンスタンドで

シューシューシューシュー

シャワーで 流そうよ

シャーシャーシャーシャー

綱引きもやりたい。

うーんうーんと 引っぱる。

よいしょよいしょと 引っぱる。

無言で引っぱる。

一人ひとりが 力いっぱいだ。

相手の力が伝わってくるから 力を抜けない。

先生の応援が 糧になり

引っぱったり 引っぱられたりで

なかなか 勝ち負けがつかない。

やっと勝った!

もう へとへとだ!

ああ くたびれたあ!

つなひきっておもしろいねーーー!