自らの機能を 2016.02.02 2016 2/02 2016年2月2日 自らの機能を 2016.02.02 冬の日差し。 わずかに寒さが緩んだ気がする 幼稚園の朝。 もう始まった 池さんたちの 床屋さんごっこ。 初めてのお客さまに はりきるスタッフたち。 お店中の道具を 使いこなして、 お客さまサービスに 専心する。 朝の仕度に入室の お母さま方が お客さまになってくださる。 嬉しくて 嬉しくて ついつい 笑顔に。 仕事を愛する若者たちの 未来は 明るい。 どこを見ても いっしょうけんめいな 子どもたちがいる。 ここにも ここにも。 ここにも ここにも。 小さい人たちが 自分の中身を 思いきり動かしているのを 感じる。 これは 海さんの卓球の トーナメント表。 これは みんなで使う豆まきの枡。 春夏秋冬。 これは ベルトつき枡。 始まった卓球。 あっ! サーブがおでこに! 大丈夫。 もう立ち直った。 サーブの応酬。 いつのまに こんなに力強くなったのか。 あちこち転がっていく球を、 親切なお友だちが 拾ってきてくれ、 ゲームが続く。 あ、選手交代だ。 積木のお部屋は 新しい遊びの設定に 忙しそうだ。 川さんたちは アイコンの自動販売機を作っている。 いいものが できそうだ。 川さんたちも 自分の中身を 大いに動かしている。 お庭の川さんの 正義の味方に 異変が! 「コンピューターが狂ったから 変なことになっちゃった!」 「わぁ!変な顔!」 「スイッチはどこだ!」 「どこを押せばいいんだ!?」 「あっ」 「ここかな?」 「あっ 直った!」 「さぁ! 悪者をやっつけよう!」 働く車たちも 復活。 工事のおじさんも 復活。 ベテランの欠勤が残念だ。 ごきげんなおじさん。 「ぼく、ツリーハウスのお父さんになってあげるよ」 ツリーハウスからは いい匂いが。 小さいお母さんたちが おいしそうなものを こしらえているのだ。 一人ひとりの 子どもたちが 自らの力を使う生活って、 なんて楽しいのだろう! 思いきり考えて 思いきり身体を使って 思いきりお友だちになって 思いきり 成長できるのだ。 先生たちだって そうだ。 思いきり考えて 思いきり 身体を使う。 自らの持っている機能を 思いきり使って、 尽くすのだ。 子どもたちのために―――! 高階幼稚園ファン(お母さま方からの手紙) 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 非認知能力をそだてるために アライグマと森の幼稚園 母と子の日常を 母の味 幼稚園の味 自然幼稚園の恵み~その1 子供の特性を生かす 我が子が信じられない母のために 創造性を培う リズム遊び