大切に育てたい 子どもの世界

雨の金曜日。

昨日作った特大ケーキの

お屋根が嬉しい 朝。

ジューンベリーのお屋根の下で

翅を乾かす アゲハ蝶。

「おおきいね!」と 登園の親子。

レインコートの中から

ジャーン!と出てきたお友達。

雨の日はおもしろい。

♪おどろ おどろ ヨイヤサ ヨイヤサ

積み木のお部屋では ♪子ども盆踊りが。

製作している時も

ついつい口ずさむ 大好きな曲だ。

おやおや 恐竜たちも 踊っている。

ここは 恐竜たちが住む島なのか。

踊る恐竜なんて 珍しいから

お客様を呼べるかもしれない。

島に 観光客が押し寄せるかも。

人間と恐竜の コラボレーションで

賑わしい 積み木のお部屋。

こちらは静かな 山の組。

恐竜の仲間を 増やしているのね。

卵や赤ちゃんも 作りたいものね。

このお宅は 模様替えか。

「夏になるから 電子レンジをしまうんだ」

このお宅にも

恐竜の赤ちゃんが 生まれている。

森さんたちも 何かしら作りたい。

小さくても人間だから

この手を動かして 表現したいのだ。

お買い物も したい。

ママといつもしているものね。

レタスを買っていたら「ブドウもあるよ」と お友達。

ブドウも買うことに。

いいなあ!お勧めしても絶対買わない大人って いるものね。

仲良く生活する 家族たち。

仲良く製作する 仲間たち。

ぼくはパンダを作りたい。

お店屋さんの 子どもたち。

あ、電車のおもちゃを買っているのね。

おさいふ持っている子どももいるのね。

作ったお金で お買い物なのね。

「パンダつくるー」

あ、タヌキなのね。

夢中で遊ぶ 森さんたち。

あら 赤ちゃんがお店番してるのね。

山さんたちの恐竜は

さっきから 仲間を増やしている。

研究所は アゲハの観察か。

積み木のお部屋には 雨もりが。

♪あまだれぽったん ぽったんたーん!

 つぎつぎならんで ぽったんたーん!

 ぽったんころころ どこへいく

雨で お庭に出られなくても

思い切り 身体を使って遊べる

大型箱積み木の ありがたさ。

大きな重い 木の積み木のある幼稚園は

近ごろ珍しいらしい。

大きいものは 重くなくては。

キケンだからと ウレタンの軽いものばかり使っているから

キケンがなくならないのだ。

虫取りする子どもがいなくなったからと

虫かごを売らなくなった。

子どもの世界から

大きな木の積み木が なくならないことを

祈るばかりだーーー。