創意工夫の日常を

雨の水曜日。

お母さんの背中に 大きな雨だれ。

と思ったら Kちゃんだ。

嬉しい母と子の朝。

テラスで泣きじゃくるお友達に

「Мちゃんがいるから 大丈夫だよ」と Ⅿちゃん。

テラスの向こうでは

研究所の リニューアル工事。

朝からみんな大忙しだ。

先日 ・先々日、もっと前からの遊びが

今日につながっている。

だから 朝やってきたその時から

熱心な遊びの生活が 始まるのだ。

「こうしよう」と思ったことを 達成しようと

それぞれが 一生けんめいだ。

お友達同士 影響しあいながら

充実へと向かう 山の組。

いいクラスになってきたなあと 嬉しい

山さんたちの朝。

小さい森の組の朝。

雨だから お部屋で仲良く遊んでいる。

森さんたちも「こうしよう」と思ったことを

形にしようとして 一生けんめいだ。

積み木は柔軟に 形を変えてくれる

子どもたちの友達だ。

坂道が気に入って

あちこちに 傾斜を作っている。

八百屋さんの移動販売に

「コーンください」

お母さんのお料理 何かな。

お母様達は 今ここにはいないけれど

子どもたちの心と身体には

お母様が宿っているのだ。

ママと一緒の 嬉しい日常がある子どもは

持っている力を 精一杯使おうとする。

ママが 日常、力の出し惜しみをしているのか

不満や不安がある子どもは

やっぱり 力の出し惜しみをして

持っているはずの力が 思うようには使えない。

お若いお母様は 我が子とお歳が近いから

時々怒って 意地の張り合いのように

なることもあるだろうけれど

意地ばかり張っていると

我が子の心も 固く狭くなる。

幼児に育てたいのは 柔らかく広い心なのに。

子育てほど主体的な仕事は ない。

我が子との嬉しい日常は

お母様の創意工夫で 作られる。

何気ない日常を クリエイティブに生きようーーー!