幼稚園の空気が

昨日作った 七夕飾りが

子どもたちを迎える 火曜の朝。

今日も 創作意欲満々の

山さんたち。

だって あともう一歩で輪つなぎが

あっちからこっちまで 届くのだもの。

山さんのお飾りがうらやましい 森さんたちにも

七夕まつりがやってきた。

いいもの見つけた二人。

今度は JRのうんてんしになるんだ。

あたしはちょうちょになりたいの。

お星さまにお願いしなくても

願いが叶う幼稚園。

日蔭ガーデン付近は

化石の宝庫。

「これ 恐竜のタマゴだよ」

「恐竜になるんだよ」と 年少さんたち。

年中さんのお兄さんは❓と思ったかもしれないが

夢の世界に浸ることに。

ズボンの恐竜柄が

役立つ偶然も あるかもしれない。

幼稚園は おもしろい。

いろいろな遊びの生活が

そこここで 重なり合いながら

くり広げられている。

続く七夕飾り。

願い事も 熱心に書いている。

探したり 照らし合わせたり 点検したり

まるで 七夕研究所のよう。

字を書くことも 遊びなのだ。

「あとちょっとで 届くね」

七夕アスリートチームの活躍。

こちらは 大型積木アスリートチーム。

水分補給しなければ。

そろそろ 輪つなぎ完成か!

やったやった!

達成感!

おお お庭の鉄道員 お疲れか。

ああ 先生に起こしてほしいのね。

ツリーハウスのお弁当チームに

テントウムシのお客様か。

保育者たちは 行ったり来たり

子どもたちの遊びの生活が

達成に向かうよう

持っている自分の機能をすべて使って

一生けんめいだ。

保育者たちの 作り出す空気が

幼稚園の子どもたち一人ひとりの

心と身体を育てているーーー。