思いきり生きる 2016.01.21 2016 1/21 2016年1月21日 思いきり生きる 2016.01.21 大寒の名にふさわしい 凍りつく朝。 重たい雪の中から抜け出して ほっとしているお花たち。 室内遊びが充実する 幼稚園の、 凍ったお庭に ピアノの音が響く。 ♪ゆびにたりない いっすんぼうし ちいさいからだに おおきなのぞみ♪ 昔話は おもしろい。 お話を作ることも おもしろい。 川のお兄さんたちの 力作を見せてもらう。 ぬいぐるみさんにも 見せてあげる。 楽しいお部屋。 誰かが笑うと みんなが笑いたくなる。 おじぎが大好きな 池さんたちの 楽隊。 お部屋中が 歌いだす。 おままごとの人たちも ついつい歌いだす。 ここでも。 ここでも。 あ、 雨が降ってきた。 ♪こぶとりじいさん♪を始めるのだ。 雰囲気がある おじいさん。 動物たちも すばらしい。 どうしてこんなに そのものになりきれるのだろう。 雨にだってなりきれるのだから すごい。 鬼にだって このとおり。 心も身体も なりきっている。 子どもは 大人とはまったく違う生き物なのだ。 大切な力を秘めている。 国旗カルタは 海の組。 みんな真剣だ。 よく見ると 自分の名前の国旗カードがある。 なんておもしろいんだろう! 素早い人。 ゆっくりな人。 負けてもへこたれないのが すばらしい。 積木のお部屋は 冬支度。 冬物は 手作りサークルの お母さま方の力作。 「雪が降ったからね、 暖かくしてあげなくちゃ」 賑やかな声は 池さんたちの ♪こんこんこやま♪。 ポッポッポ! チュンチュンチュン! ポッポッポ! チュンチュンチュン! 川の組にやってきた 劇団 海の組。 演目は♪いっすんぼうし♪。 歌うは川の組。 鬼の登場。 息を飲む川さんたち。 もちろん歌など歌えない。 鬼さんの迫力に 静まりかえる川の組。 次の演目、 ♪テトテトアシトアシトテト♪。 川さんたちもいっしょうけんめい。 だって、 覚えたいんだもの。 幼稚園に漂ういい匂い。 お料理サークルのお母さま方の 力作。 おいしい おいしい カレーの時間だ。 わぁ!おいしそう! おいしそう! いただきまぁす! ふぅふぅ、 あつあつ。 ふぅふぅ、 あつあつ。 おいしい、 おいしい、 おいしいね! おいしい、 おいしい、 おいしいね! なんにも言わなくても お顔が おいしいと言っている 池さんたち。 いっすんぼうしを歌いながら 待っていた 川さんたち。 あら?どうしたの? 「♪お江戸日本橋♪も歌いたかったんだって」 「後で歌ってあげようよ」 「いただきます!」 豪快な川の組。 うーん、 おいしい! うーん! おいしい! おいしいねぇ! おいしいねぇ! おいしいしか言わない川の組。 お江戸日本橋のことは もう忘れちゃったらしい。 ああ おいしい! おいしいねぇ! 海の組は お人形たちにもごちそうが。 ああ、 早く食べたい! いただきまぁす! おいしいねぇ! いつもおいしいけど 今日のカレーも トクベツおいしいねぇ! お家のカレーより おいしいんだよねぇ! リンゴとかバターが入ってるんだって。 お母さんに教えてあげよう。 だって、 ほんとにおいしいんだもん。 ぜったい おかわりするぞ。 ぼくなんか20回するぞ。 思いきり遊んで 思いきり食べて、 思いきり生きてほしい。 二度と戻らない 幼児時代を―――! 高階幼稚園ファン(お母さま方からのお手紙) 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 幼稚園のカレーの味 一人ひとり、一つひとつ 2017.10.17 川越市 落ち葉幼稚園の不思議 子どもの世界の充実 高階幼稚園の子どもたち 幼稚園の満3歳児たち 人形の活躍 人間の活躍 登園時間について