遊ぶ教育 2018 3/01 2018年3月1日 2月尽。 春めく園庭。 冷たいお手々の子どもたちに 「しっかりつかまってね」と 先生。 通り抜けられないで 弱っている子ども。 親切な海さん。 あ、また! 「ここ通れないね」 「がまん がまん、がまんもだいじ」 お部屋の海さんたちは お手紙作り。 お母さんには 秘密なのだ。 お母さんの喜ぶ顔を 思い浮かべる 子どもたち。 川さんたちの 熱中。 作品展があるのですかと 頭の硬い大人たちに よく聞かれるけれど 子どもは 遊ぶために作る。 自分の思いを 形にしたいのだ。 ここは 仲良し池の組。 川越まつりごっこが どういうわけか 続いていて おもしろい。 自分を満足させるため 熱心に取り組む いろいろな遊び。 こんなに小さい人たちだって 自分の思いを形にしたい。 1人ひとりの この小さな身体の中に 伸びようとする力強さを感じる。 けれど、先生主導型の 取ってつけたような教育では、 この 子どもたちの中の 持って生まれた力は 育たない。 子どもたちにとって 遊ぶことが 生きることだ。 子どもさながらの 遊びの生活の中に 教育を入れていく、この保育を、 難しいから、大変だから、 という理由で 取り組むことをしない幼児教育者が 多過ぎると思う。 目の前の子どもたちに すまない と 思わないのだろうか―――。 保育ドキュメンテーション 保育 こちらもどうぞ 子どもたちの土台が 子どもたちの意思と意欲 自然幼稚園の しあわせ 朝のドラマ 高階幼稚園の人間教育 幼稚園の幼児教育 おもしろいから幼児は伸びる 間接的な指導